夏は明るくなるのが早く朝起きるのがだんだん早くなる、6時過ぎに朝食を食べることも増えてくる。前日までは今日はゆっくりしようと話していたけど思いの外、気持ちよく起きられた。
白馬の山、ロープウェイかゴンドラで上がるところなら今出ても間に合いそうだよねって、天気も良さそうだしと当日に行き先が決まった。
リフトはシュリは初めてだろうし、三人で行ったことはないからいいね。って感じで。
リエの母も誘い4人で出発した。
途中、ホリガネの道の駅でおにぎりを買おうかと思ったらおにぎりの時間には少し早くておこわを買った。大きなドラえもんがいて前にきて写真を撮ったのを覚えていた。
冬の道を何度も通ったり、歩きの旅でも通って知っているので時間はかかったけど10時半過ぎには駐車場に着いた。ゴンドラの横も空いていてよかった。
行く途中にだんだん雲が増えてきて白馬のトンネルを過ぎてからは上の方が雲の隙間に少しだけ見える時がある程度だった。
八方のゴンドラは背中合わせに外を見ながら乗るスタイル、いつもジープの広告がある。

ゴンドラを降りると霧(雲?)の中、もしかしてこのまま上までこの調子だろうか、と少し不安になるけどここまできたらとりあえず行ってみよう。水芭蕉が湿原にちょうど咲いていた。

リフトは冬とは違い低い位置に架け替えられて高さも低くて怖くない。ワラビやゼンマイなどの山菜が生えているのを見ながら登っていく。
2本リフトを乗り継ぐとそこから先は歩きで90分ほどらしい11時頃だったので池でご飯でちょうど良い。最初のしばらくシュリはゆっくり歩いていたけど途中でキャリアに乗せた。
途中で雲が切れて山が見えてきた。振り返ると雲海で雲の上までやってきた。一気に気温が上がったのと同時に元気も出てきた。まだ雪が残っていた。前の芳ヶ原湿原ほどではないけど。谷の向こう側の山々はとてもかっこよかった。

池は8割雪に覆われていてまだ池のサイズもわからないくらいだった。池を背にして山を見ながら13時前にはご飯を食べ始められた。おこわはもちもちして少し甘くてあっという間に食べ終わった。おにぎりみたいにボロボロ崩れていかないのもシュリにはよかった。

降りもシュリは雪渓と木道は歩いて降りてだいぶ歩けるようになってきたなと思った。おやつ休憩をしながらゆっくり降りた。リエの焼いてきたグラノーラを三人でポリポリ食べながら。
少しドロドロの道もあったけど今回は防水の登山靴だったので問題なかった。

車に帰ってきた時に靴を脱ぐのがとても気持ちいい。そのまま近くの温泉、八方の湯へ。
お風呂は男女共に誰もいなく、本当にゆっくり入れた。高アルカリの温泉でPH11くらいあるらしい。足をしっかり揉んだ。
温泉とセットの山はとても良い!
歩く時間が4時間と少しで白馬の山々を見にいけるのはとてもよかった。もう少し後だと花が咲いていたり池の周りの雪も溶けていそう。
雲が切れて山がどーんと見えた時は本当に嬉しかった。