Daibosatsu walk

家からの2時間ドライブして登山口。山梨県内の移動では結構遠い方と思う。

駐車場は日陰で空いていてトイレもありとても良い。

最初しばらくはあまり傾斜がキツくなかったのでシュリも歩けた。途中小屋を過ぎると一気に登りがキツくなる。だんだん木が少なくなってくると後ろや横に山の線が見える。

傾斜のある登山道を登っていくと大菩薩嶺の山頂への道と大菩薩峠への道に分かれる。

急登は少し早いペースで登ったので汗をかいていたけど少し平らになって木の生えている稜線に出ると風が吹いていて涼しい、すぐに寒くなるのでフーディニジャケットをはおる。

シュリはこの時期は背中に乗っているときは大体フリースパンツとナノパフを着せている。手が寒くなると思って薄いフリースの手袋持ってきたけどなかなかつけていてくれない。風が冷たいのと、岩場を歩く時はつけていてもらいたい。

一旦山頂へ行き、折り返して大菩薩峠の方へ下っていく道にした。

新緑がもこもこして気持ちよさそう。大菩薩嶺の頂上の少し手前に鹿がいた。人に慣れているのか全然逃げない。シュリも野生の鹿をじっくりみられて良かった。

さっきの分岐のあたりから稜線歩きになりそうなのでシュリも歩いてもらった。随分楽しそうに歩いていた。

太陽は薄い雲の向こうにあるという感じで優しい日差しだった。色の少し薄いサングラスは外せないけど眩しくはない。

振り返るとムラサキピンク色のつつじがちらほら新緑の中に咲いていて綺麗だった。春の山は花が咲いていて遠くが見えなくても気分を上げてくれる。

稜線をしばらくいくと避難小屋のようなものがありそこだけ風が少し弱かったのでお昼のおにぎりを食べた。前の日に食べた生春巻きの具、焼いたキノコや厚揚げなどをリエがおにぎりに入れてくれて台湾で食べたようなすごい具の入っている大きなおにぎりでいつものおにぎりと少し違って新鮮で楽しめた。

そのまま少しいくと山小屋があってそこには軽トラも置いてあり、林道のようなところを降りていくイメージだったけど軽トラがギリギリ通ることのできる幅で、傾斜もきつい普通の登山道だった。段差こそなかったけど車でも来れるのはなかなかすごい。

下りは割とあっという間に車に着いた。一周コースなので最後の少し以外はずっと違う道なのも飽きないのでいい。

車で少し降りたところに大菩薩の湯という温泉もあったがシュリは入浴不可だったので、甲府の街中の喜久乃湯温泉に行った。源泉が冷たく温度の低いお湯もあるので一緒に入るのもゆっくりできて良かった。